「横山 和明 JAZZドラム セミナー」イベントレポート
2月26日に開催された「横山 和明 JAZZドラム セミナー」満員御礼の大盛況で終了いたしました!

音楽的な深い話が沢山紹介された、非常に充実したイベントとなりました。
今日はイベントの様子を少しだけ、ご紹介いたします。
この日、横山さんがご使用になられたドラムセットはYAMAHAのアブソリュート ハイブリッドメイプルのバップキット!
横山さんご自身の手で、パリッと張られた丁寧なチューニングがされ、ゴキゲンなJAZZサウンドに仕上がりました!

18"×14"のバスドラムには打面にファイバースキン3が張られ、フェザリングでの優しいタッチから温かい響きが生まれていましたね。

ペダルは細かいタッチコントロールにも長けたJAZZドラマーにも人気の高い、YAMAHAが誇る名機[FP720]。
フロントヘッドにホールも無く、中にミュートも入れないプレーンな状態のバスドラムに、ペダルと打面ヘッドの間に布を挟み軽くミュートが施されていました。
12"×8"のタム、14"×13"のフロアにはトップ、ボトム共にコーテッドヘッドを装備。
同じくアブソリュート ハイブリッドメイプルの14"×6"スネアを起点に、高低差の少ない美しい並びです。

ちなみにタムはドラマーから見て左手側が高くなるように、横方向に大きく傾斜がつけられています!


メインのスティックはVATERのマンハッタン7Aのナイロンチップ(VH7AN)、ブラシはBrushfireのクラシック スタンダードゲージ ブラシ(BC-12)をご使用になられていました。
また、シンバルは今回のイベントのもう一人の主役である、Zildjianシンバルの新シリーズ[A Avedis]を使用。

スイングジャズやビバップの雰囲気も感じさせる、ヴィンテージのAジルジャンシンバル サウンドを復刻した話題のシンバルです。
メインには15"ハイハット、左手側サイドシンバルには19"、右手側トップシンバルには21"を使用する奇数インチ セッティングが選ばれ、バランスの取れた美しいハーモニーを聞かせてくれましたね!

落ち着いたトーンながら程よい明るさがあり、シッカリとしたタッチでバンドをリードしながら、アンサンブルに綺麗に溶け込む素晴らしいシンバルサウンド!


これぞZildjianの真骨頂ですね!
ちなみに、横山さん曰く、ZildjianのシンバルをJAZZで使う魅力は
「薄くてダークに仕上げたモデルでも音が薄くならず重厚で芯も有り、アンサンブルの中でちゃんと「居て」くれるところ」
だそうです!
世界中のドラマーを魅了し続けるZildjianシンバル。
あらためて音楽的完成度の高さを感じました。
沢山のJAZZドラムファンが集まり、満員となった会場の期待が高まる中、バンドでの演奏からセミナーがスタート!

今回は重鎮ドラマー東原力哉さんのバンドでも活躍される実力派ベーシストの時安吉宏さん,
JAZZ喫茶 SUBのマスターとしても有名なサックス奏者の長谷川朗 さんと、強力な実力派ミュージシャンのお二人にサポートいただき、豪華なセッションとなりました!

続くレクチャーコーナーでは、シンバルレガートでの腕の使い方、ベースドラムのフェザリング解説など奏法的な内容から、スイングフィールのリズムの取り方、歴史的視点から見るJAZZドラムの音楽的進化の話など非常に深い内容を掘り下げて解説。

JAZZ経験者なら必ず聞いたことのある基本的な奏法も、実演を交えながら「音」で解説してゆく事で、より理解が深まったのではないでしょか?

また、JAZZドラミングとは切り離せないシンバルの解説のコーナーでは、
異なるシリーズのシンバルを入れ替えて、バンドで同じフレーズを演奏しアンサンブル的な視点から音の違いを体感して頂きました。

今回は、横山さんの愛用されているA AVEDISシンバルのサイズ違いだけでなく、
明るく現代的な響きのA 21"sweet ride,
ヴィンテージテイストでダークなトーンが魅力なKEROPE 22"と
キャラクターの違うシンバルを入れ替えて徹底比較。
実際にバンドに混じるとアンサンブル全体の響きも大きく変わり、各シンバルの魅力が一目瞭然!
これは勉強になりました!
さらに後半には演奏で参加頂いているベーシストの時安さんと「ベーシストから見たシンバルサウンド」という、視点を変えてのディスカッションも行われました。

一緒に音を出している奏者だからわかる貴重なトークは、ドラマーとしての音楽的発見が沢山得られましたね。
ラストを飾る、ゴキゲンな演奏で約2時間のセミナーは終了!

ご参加いただいた皆様には、JAZZドラムをより好きになっていただけたのではないでしょうか?
ありがとうございました!
さらにセミナー終了後には、会場をどらむ村店内に移しセミナーのスピンオフ企画「横山和明と叩く!Zildjianシンバル選定・試奏会」を開催!

30枚以上のA AVEDISシンバルをご用意し、一枚一枚のサウンドの違いを比べて頂きました。

こちらでも相棒となる大切なシンバルを選ぶにあたって押さえておきたいポイント、シンバル選定において避けては通れない個体差の話など、ここでも様々な話が飛び出しましたね。
セミナーにも参加頂いたベーシストの時安さんも、試奏会に参加いただきました。

実はドラム全般への造詣が深く、プロドラマー顔負けの豊富な知識をお持ちな事でも有名な、時安さんならではのコメントも沢山飛び出し、楽しい時間となりましたね!
この日、幸運にもお好みのシンバルに出会う事ができたお客様には、そのシンバルをご購入いただけました!
選定頂いたライド、凄く良い個体でしたね!
大事に育て上げてください!
こうしてJAZZドラム、シンバル ファンにはたまらない充実した1日が終了いたしました。
長い時間にわたり貴重なレクチャーを行って頂きました、横山和明さん、
素晴らしい演奏でイベントを盛り上げていただいた時安吉宏さん、長谷川朗さん
沢山のサポートでイベントを成功に導いていただいた、ヤマハ ミュージック ジャパン様
そして、ご参加いただいた受講者の皆様、
本当にありがとうございました。
今後もドラムの魅力が体感頂ける、楽しいイベントを色々と企画したいと思いますので、今後ともドラムショップACTをよろしくお願い致します。
(価格はブログ投稿時のモノとなります。、後日、価格改定などにより変更される可能性がございますのでご了承ください。)
その他の最新情報はこちらでチェック!
http://actdrum.blog.fc2.com
3月19日(日)「則竹裕之 スペシャル ドラムセミナー」開催!
http://actdrum.blog.fc2.com/blog-entry-363.html
3月26日(日)松本けーなのルンルン♪DTXワークショップinACT開催!
http://actdrum.blog.fc2.com/blog-entry-382.html
4月18日(火)「ASA-CHANG タブラボンゴ体験イベント in どらむ村」開催!
http://actdrum.blog.fc2.com/blog-entry-398.html

音楽的な深い話が沢山紹介された、非常に充実したイベントとなりました。
今日はイベントの様子を少しだけ、ご紹介いたします。
この日、横山さんがご使用になられたドラムセットはYAMAHAのアブソリュート ハイブリッドメイプルのバップキット!
横山さんご自身の手で、パリッと張られた丁寧なチューニングがされ、ゴキゲンなJAZZサウンドに仕上がりました!

18"×14"のバスドラムには打面にファイバースキン3が張られ、フェザリングでの優しいタッチから温かい響きが生まれていましたね。

ペダルは細かいタッチコントロールにも長けたJAZZドラマーにも人気の高い、YAMAHAが誇る名機[FP720]。
フロントヘッドにホールも無く、中にミュートも入れないプレーンな状態のバスドラムに、ペダルと打面ヘッドの間に布を挟み軽くミュートが施されていました。
12"×8"のタム、14"×13"のフロアにはトップ、ボトム共にコーテッドヘッドを装備。
同じくアブソリュート ハイブリッドメイプルの14"×6"スネアを起点に、高低差の少ない美しい並びです。

ちなみにタムはドラマーから見て左手側が高くなるように、横方向に大きく傾斜がつけられています!


メインのスティックはVATERのマンハッタン7Aのナイロンチップ(VH7AN)、ブラシはBrushfireのクラシック スタンダードゲージ ブラシ(BC-12)をご使用になられていました。
また、シンバルは今回のイベントのもう一人の主役である、Zildjianシンバルの新シリーズ[A Avedis]を使用。

スイングジャズやビバップの雰囲気も感じさせる、ヴィンテージのAジルジャンシンバル サウンドを復刻した話題のシンバルです。
メインには15"ハイハット、左手側サイドシンバルには19"、右手側トップシンバルには21"を使用する奇数インチ セッティングが選ばれ、バランスの取れた美しいハーモニーを聞かせてくれましたね!

落ち着いたトーンながら程よい明るさがあり、シッカリとしたタッチでバンドをリードしながら、アンサンブルに綺麗に溶け込む素晴らしいシンバルサウンド!


これぞZildjianの真骨頂ですね!
ちなみに、横山さん曰く、ZildjianのシンバルをJAZZで使う魅力は
「薄くてダークに仕上げたモデルでも音が薄くならず重厚で芯も有り、アンサンブルの中でちゃんと「居て」くれるところ」
だそうです!
世界中のドラマーを魅了し続けるZildjianシンバル。
あらためて音楽的完成度の高さを感じました。
沢山のJAZZドラムファンが集まり、満員となった会場の期待が高まる中、バンドでの演奏からセミナーがスタート!

今回は重鎮ドラマー東原力哉さんのバンドでも活躍される実力派ベーシストの時安吉宏さん,
JAZZ喫茶 SUBのマスターとしても有名なサックス奏者の長谷川朗 さんと、強力な実力派ミュージシャンのお二人にサポートいただき、豪華なセッションとなりました!

続くレクチャーコーナーでは、シンバルレガートでの腕の使い方、ベースドラムのフェザリング解説など奏法的な内容から、スイングフィールのリズムの取り方、歴史的視点から見るJAZZドラムの音楽的進化の話など非常に深い内容を掘り下げて解説。

JAZZ経験者なら必ず聞いたことのある基本的な奏法も、実演を交えながら「音」で解説してゆく事で、より理解が深まったのではないでしょか?

また、JAZZドラミングとは切り離せないシンバルの解説のコーナーでは、
異なるシリーズのシンバルを入れ替えて、バンドで同じフレーズを演奏しアンサンブル的な視点から音の違いを体感して頂きました。

今回は、横山さんの愛用されているA AVEDISシンバルのサイズ違いだけでなく、
明るく現代的な響きのA 21"sweet ride,
ヴィンテージテイストでダークなトーンが魅力なKEROPE 22"と
キャラクターの違うシンバルを入れ替えて徹底比較。
実際にバンドに混じるとアンサンブル全体の響きも大きく変わり、各シンバルの魅力が一目瞭然!
これは勉強になりました!
さらに後半には演奏で参加頂いているベーシストの時安さんと「ベーシストから見たシンバルサウンド」という、視点を変えてのディスカッションも行われました。

一緒に音を出している奏者だからわかる貴重なトークは、ドラマーとしての音楽的発見が沢山得られましたね。
ラストを飾る、ゴキゲンな演奏で約2時間のセミナーは終了!

ご参加いただいた皆様には、JAZZドラムをより好きになっていただけたのではないでしょうか?
ありがとうございました!
さらにセミナー終了後には、会場をどらむ村店内に移しセミナーのスピンオフ企画「横山和明と叩く!Zildjianシンバル選定・試奏会」を開催!

30枚以上のA AVEDISシンバルをご用意し、一枚一枚のサウンドの違いを比べて頂きました。

こちらでも相棒となる大切なシンバルを選ぶにあたって押さえておきたいポイント、シンバル選定において避けては通れない個体差の話など、ここでも様々な話が飛び出しましたね。
セミナーにも参加頂いたベーシストの時安さんも、試奏会に参加いただきました。

実はドラム全般への造詣が深く、プロドラマー顔負けの豊富な知識をお持ちな事でも有名な、時安さんならではのコメントも沢山飛び出し、楽しい時間となりましたね!
この日、幸運にもお好みのシンバルに出会う事ができたお客様には、そのシンバルをご購入いただけました!
選定頂いたライド、凄く良い個体でしたね!
大事に育て上げてください!
こうしてJAZZドラム、シンバル ファンにはたまらない充実した1日が終了いたしました。
長い時間にわたり貴重なレクチャーを行って頂きました、横山和明さん、
素晴らしい演奏でイベントを盛り上げていただいた時安吉宏さん、長谷川朗さん
沢山のサポートでイベントを成功に導いていただいた、ヤマハ ミュージック ジャパン様
そして、ご参加いただいた受講者の皆様、
本当にありがとうございました。
今後もドラムの魅力が体感頂ける、楽しいイベントを色々と企画したいと思いますので、今後ともドラムショップACTをよろしくお願い致します。
(価格はブログ投稿時のモノとなります。、後日、価格改定などにより変更される可能性がございますのでご了承ください。)
その他の最新情報はこちらでチェック!
http://actdrum.blog.fc2.com
3月19日(日)「則竹裕之 スペシャル ドラムセミナー」開催!
http://actdrum.blog.fc2.com/blog-entry-363.html
3月26日(日)松本けーなのルンルン♪DTXワークショップinACT開催!
http://actdrum.blog.fc2.com/blog-entry-382.html
4月18日(火)「ASA-CHANG タブラボンゴ体験イベント in どらむ村」開催!
http://actdrum.blog.fc2.com/blog-entry-398.html