2016/05/07

どらむ村スタッフによるトルコのイスタンブール、ボスフォラスのシンバル工場ツアーのレポート絶賛公開中です!

どらむ村スタッフによるトルコのイスタンブール、ボスフォラスのシンバル工場ツアーのレポート絶賛公開中です!


伝統的なシンバル作りの魅力を紹介する、充実した内容になっています。
ぜひチェックして下さい!


https://peraichi.com/landing_pages/view/ist2015act

レポートには日頃見る事が出来ない、シンバル工場の動画も公開されています!
今日はその一部をご紹介!



まず最初は手作業で行われるBOSPHORUSでのB20合金の冷却作業。

熟練の技が要求される危険な工程です。
最後に水を張った石のフライパンの中から、
冷却され固まった真っ赤なキャストが取り出されます。




こちらはイスタンブール メメットの工房の風景。
熟練の職人がハンマリングを行い、すぐ横ではレイジングが行われていますね。


ハンド ハンマリングでシェイプを作っていくトルコ系シンバルならではのこの工法が、高い柔軟性と深い響きを作ります。




こちらはどらむ村スタッフがイスタンブールを創設した伝説の職人アゴップ トムルジュクのご子息で、現イスタンブール アゴップ現最高責任アーマン氏にハンマリングを伝授して頂いている動画です。

この後「君はハンマリング職人に向いているね」と言われ嬉しかったです。





こちらはボスフォラス社長自らが紹介してくれた超極薄のフラットライド。
なんとグニャッと曲げて裏返して使えるリバーシブル仕様になっているという、凄まじい一枚。
極薄で柔軟性のあるシンバル作りに絶対の自信を持つボスフォラスならではの発想です!






ちなみにこの動画で選定している3枚のライドは全てアゴップ シグネチャーの21"ライドなのですが、同じ名前のシンバルでも個体差で全く音が違うのが解りますか?



シンバルの試奏というのは、好きな音がするシンバルの名前を探す事では無く、個体差を確認すると言っても過言ではない大事な作業なのです。

一方で、こんなに違うと迷ってしまいそうですが、自分との相性が良い極上の一枚に出会った時には一打で惚れ込んでしまい、一瞬で感覚的に解ります。
コレは面白いところ!ぜひ体感して頂きたいです。

また、迷った時は優秀なスタッフさんに相談するのも大事です。
長年シンバルを触り続けてきた僕も、トルコ人スタッフさんとディスカッションする事で、自分の中で説明できなかった音の違いを明確にして、理想のサウンドを沢山見つけることができました。

どらむ村も皆さんが最高の相棒に出会えるよう、全力でサポート致します。
ぜひ、試奏お待ちしております!


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