玉田豊夢さん使用機材 ドラムセット レポート(斉藤和義ツアー2016 大阪城ホール)
2016年5月14日 大阪城ホールにて行われた、玉田豊夢さんの参加されている斉藤和義さんのライブにお邪魔させていただきました!

会場全体が一体となった名曲連発のアツいライブの終演後、
ご挨拶させていただいた豊夢さんに「バスドラのサウンド最高でした!」とお話ししたところ
「良かったら、実物見てみます?」と、まさかの展開に発展!
なんとライブステージにセットされた、ドラムセットを見せて頂きました。
今日は、この日の公演で使われたドラムセットを、ご本人が語るチューニングの話しを交えながら少しだけご紹介させていただきます。
まずこの日に使われたドラムセットはCANOPUSのアクリルキット!

口径がバスドラ24", タム13",フロアが16",18" と豊夢さんらしい大口径バスドラを軸にした
トラディショナルな1タム2フロアのロックキットですね!
透明感のあるブラックのカラーリングが渋いルックスも良い感じです!
CANOPUSのアクリルキットについてはこちらをチェック!
特に素晴らしかったのがドライブ感満点のバスドラムサウンド!

まさに会場全体をロックさせていました!
ホールが開けられたフロントヘッドはファイバースキン3を使用し、チューニングはボルトが手で回せるほどユルユルのローピッチにされているとの事。
対して打面ヘッドはパワーストローク3のコーテッドでこちらは、フロントに比べるとだいぶ張りがある状態でしたね!
ミュートは豊夢さん曰く「結構オーソドックスな感じ」との事で
EVANSのバスドラ専用ミュート[EQパッド]を打面に触れさせ、フロントには何も当てていない状態でした。
中に入れる”詰めもの”少なめなコノやり方が、自然で生々しく”ふくよか”な鳴りを生み出しているのですね!
勉強になります!
ご紹介されたファイバースキン3についてはこちらをチェック!
ご紹介されたパワーストローク3 コーテッドについてはこちらをチェック!
今回のスネアはメイン、サブ共にCANOPUSの玉田豊夢シグネイチャーモデル(SIG-1460 TT1)を使用!

メイプルとバーチを使用した10plyのシェルは非常にレンジが広く、音質も素晴らしいモデルです。
(期間限定品につき現在は生産完了)
コシの効いた太いアタックが気持ち良いメインのスネアはなんと、極厚ヘッドの代名詞のエンペラーXが打面ヘッドに使われていました 。

はじめは凄く意外な組み合わせに感じましたが、実際に叩かせて頂いたところスナッピーサウンドとのバランスも良く、絶妙な素晴らしいサウンドにまとまっていました。
さすがプロの音作りですね!
ライブでもハードなギターがドライブするロックな楽曲でも、
一発一発に存在感のあるバックビートでバンドをガッツリとグルーブさせてました。
逆に、ポイントとなる曲でメインスネアと乗せ代えて使用するハイピッチのサブスネアには、CSコーテッドを使用。
カンカンにガッツリ張ることでメタル系13"スネアかと思うほど、ヌケの良いゴキゲンなサウンドには仕上がっていましたね!
ヘッドのチョイスとチューニングで同じスネアとは思えない程の音の変化をつける、音作りの技にはビックリしました!
ご紹介されたCANOPUSの玉田豊夢シグネイチャーモデル(SIG-1460 TT1)についてはこちらをチェック!
ご紹介されたエンペラーXについてはこちらをチェック!
ご紹介されたCSコーテッドについてはこちらをチェック!
次に、タム系は打面にコーテッドエンペラーで裏はクリアを使用。

チューニングは全体的に打面よりボトムの方が張りめです。
実は今回のツアーで打面ヘッドにCSやクリアもお試しになられたけど、
「斉藤さんの楽曲の雰囲気にはクリア系はポップ過ぎる」
との事でコレに落ち着いたとの事です。
(ちなみに豊夢さんご自身は、もともと耐久性もあるしエンペラーがお好みだそうです。)
ご紹介されたコーテッド エンペラーについてはこちらをチェック!
フロアは高さのある巨大なドラム台に乗せるとローの鳴りが一気に吸われてしまうとの事で、フロアタムのレッグに取り付け、鳴りを増幅する「ブーティーシェイカー」を使用しサスティーンを稼がれています。

豊夢さん曰く「台に乗っている状態の時はブーティーシェイカーでサスティーンを稼いでから、不要な部分はフェルトのミュートでカットする」という考え方で音作りされているそうです。

ご紹介されたブーティー シェイカーについてはこちらをチェック!
また、タムを叩いた時にスネアの共鳴から出る「ザー!」というスナッピーノイズにはかなり配慮されているとの事で、
この辺はタム側のボトムヘッドのテンション調整がポイントだそう。
豊夢さん曰く「強く張り過ぎると共鳴が酷くなるので、締めすぎないように意識的に気をつけている」そうです。
実際に二つのフロアのボトムは結構張りが強かったですが、13タムのボトムは明らかにフロアより緩めでした。
シンバルはトルコのハンドメイドシンバルメーカー AGEANを中心に豊夢さんのトレードマークとも言える”大口径モノ”で構成。

なんとライドは最近になってCustomの23"ヘヴィーライドを導入されたとの事で、バランスが良くカナリ気に入られているとの事でした!
以前、大阪で開催されたクリニックの中で豊夢さんは
「シンバル自体の揺れが大きい大口径のモノを使う事で、呼吸感が変わりグルーブ感も違ってくる」
と解説されていましたね。
ご紹介されたAGEANシンバルについてはこちらをチェック!
またハイハットタンバリンにはLPのJam Tamb(LP1207-T)を使用。

明るいサウンドがライブでも良く聞こえる良い感じの鳴り方でした!
ブロックのような形状でコンパクトで場所を取らないスグレモノです。
ご紹介されたLPのJam Tambについてはこちらをチェック!
スティックはモチロンCANOPUSの玉田豊夢シグネチャーモデル(CP-TT)!

右手用と左手用でサイズからチップまで、まったく違う仕様のオリジナリティー溢れるモデルです。
チップレスの左手用にはハードなリムショットを物語るように、中央の部分がガッツリ削れてます!
ご紹介されたCANOPUSの玉田豊夢シグネチャー スティック(CP-TT)についてはこちらをチェック!
実は、今回の大阪城ホールは、ここ近日での斉藤さんのツアーでプレーされていた会場より大きかった事もあり、会場の鳴り方を考慮してどんな音にするか、当日もイロイロと試行錯誤されていたそうです!
全国ツアーの旅は、ドラムの音作りの旅でもあるのですね!
生楽器のドラムならでは、オモシロさと豊夢さんのドラムの音作りへの強い思いが伝わるオモシロイ話です!
玉田豊夢さん
終演後のお忙しい中、貴重なお時間とお話をいただけた上に、
楽器まで触らせていただきまして
本当にありがとうございます。
これからも応援させていただきますので、今後ともよろしくお願い致します!
(価格はブログ投稿時のモノとなります。、後日、価格改定などにより変更される可能性がございますのでご了承ください。)
ブログでご紹介している商品は、お電話やメールでもご注文いただけます。
TEL : 06-6771-5231
MAIL : act@drums.co.jp
大阪のドラム 専門店 "どらむ村"の最新情報はこちらでチェック!
http://actdrum.blog.fc2.com
どらむ村主催によるイベントのレポートはこちらでチェック!
http://actdrum.blog.fc2.com/blog-category-16.html
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ご挨拶させていただいた豊夢さんに「バスドラのサウンド最高でした!」とお話ししたところ
「良かったら、実物見てみます?」と、まさかの展開に発展!
なんとライブステージにセットされた、ドラムセットを見せて頂きました。
今日は、この日の公演で使われたドラムセットを、ご本人が語るチューニングの話しを交えながら少しだけご紹介させていただきます。
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口径がバスドラ24", タム13",フロアが16",18" と豊夢さんらしい大口径バスドラを軸にした
トラディショナルな1タム2フロアのロックキットですね!
透明感のあるブラックのカラーリングが渋いルックスも良い感じです!
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特に素晴らしかったのがドライブ感満点のバスドラムサウンド!

まさに会場全体をロックさせていました!
ホールが開けられたフロントヘッドはファイバースキン3を使用し、チューニングはボルトが手で回せるほどユルユルのローピッチにされているとの事。
対して打面ヘッドはパワーストローク3のコーテッドでこちらは、フロントに比べるとだいぶ張りがある状態でしたね!
ミュートは豊夢さん曰く「結構オーソドックスな感じ」との事で
EVANSのバスドラ専用ミュート[EQパッド]を打面に触れさせ、フロントには何も当てていない状態でした。
中に入れる”詰めもの”少なめなコノやり方が、自然で生々しく”ふくよか”な鳴りを生み出しているのですね!
勉強になります!
ご紹介されたファイバースキン3についてはこちらをチェック!
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今回のスネアはメイン、サブ共にCANOPUSの玉田豊夢シグネイチャーモデル(SIG-1460 TT1)を使用!

メイプルとバーチを使用した10plyのシェルは非常にレンジが広く、音質も素晴らしいモデルです。
(期間限定品につき現在は生産完了)
コシの効いた太いアタックが気持ち良いメインのスネアはなんと、極厚ヘッドの代名詞のエンペラーXが打面ヘッドに使われていました 。

はじめは凄く意外な組み合わせに感じましたが、実際に叩かせて頂いたところスナッピーサウンドとのバランスも良く、絶妙な素晴らしいサウンドにまとまっていました。
さすがプロの音作りですね!
ライブでもハードなギターがドライブするロックな楽曲でも、
一発一発に存在感のあるバックビートでバンドをガッツリとグルーブさせてました。
逆に、ポイントとなる曲でメインスネアと乗せ代えて使用するハイピッチのサブスネアには、CSコーテッドを使用。
カンカンにガッツリ張ることでメタル系13"スネアかと思うほど、ヌケの良いゴキゲンなサウンドには仕上がっていましたね!
ヘッドのチョイスとチューニングで同じスネアとは思えない程の音の変化をつける、音作りの技にはビックリしました!
ご紹介されたCANOPUSの玉田豊夢シグネイチャーモデル(SIG-1460 TT1)についてはこちらをチェック!
ご紹介されたエンペラーXについてはこちらをチェック!
ご紹介されたCSコーテッドについてはこちらをチェック!
次に、タム系は打面にコーテッドエンペラーで裏はクリアを使用。

チューニングは全体的に打面よりボトムの方が張りめです。
実は今回のツアーで打面ヘッドにCSやクリアもお試しになられたけど、
「斉藤さんの楽曲の雰囲気にはクリア系はポップ過ぎる」
との事でコレに落ち着いたとの事です。
(ちなみに豊夢さんご自身は、もともと耐久性もあるしエンペラーがお好みだそうです。)
ご紹介されたコーテッド エンペラーについてはこちらをチェック!
フロアは高さのある巨大なドラム台に乗せるとローの鳴りが一気に吸われてしまうとの事で、フロアタムのレッグに取り付け、鳴りを増幅する「ブーティーシェイカー」を使用しサスティーンを稼がれています。

豊夢さん曰く「台に乗っている状態の時はブーティーシェイカーでサスティーンを稼いでから、不要な部分はフェルトのミュートでカットする」という考え方で音作りされているそうです。

ご紹介されたブーティー シェイカーについてはこちらをチェック!
また、タムを叩いた時にスネアの共鳴から出る「ザー!」というスナッピーノイズにはかなり配慮されているとの事で、
この辺はタム側のボトムヘッドのテンション調整がポイントだそう。
豊夢さん曰く「強く張り過ぎると共鳴が酷くなるので、締めすぎないように意識的に気をつけている」そうです。
実際に二つのフロアのボトムは結構張りが強かったですが、13タムのボトムは明らかにフロアより緩めでした。
シンバルはトルコのハンドメイドシンバルメーカー AGEANを中心に豊夢さんのトレードマークとも言える”大口径モノ”で構成。

なんとライドは最近になってCustomの23"ヘヴィーライドを導入されたとの事で、バランスが良くカナリ気に入られているとの事でした!
以前、大阪で開催されたクリニックの中で豊夢さんは
「シンバル自体の揺れが大きい大口径のモノを使う事で、呼吸感が変わりグルーブ感も違ってくる」
と解説されていましたね。
ご紹介されたAGEANシンバルについてはこちらをチェック!
またハイハットタンバリンにはLPのJam Tamb(LP1207-T)を使用。

明るいサウンドがライブでも良く聞こえる良い感じの鳴り方でした!
ブロックのような形状でコンパクトで場所を取らないスグレモノです。
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スティックはモチロンCANOPUSの玉田豊夢シグネチャーモデル(CP-TT)!

右手用と左手用でサイズからチップまで、まったく違う仕様のオリジナリティー溢れるモデルです。
チップレスの左手用にはハードなリムショットを物語るように、中央の部分がガッツリ削れてます!
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実は、今回の大阪城ホールは、ここ近日での斉藤さんのツアーでプレーされていた会場より大きかった事もあり、会場の鳴り方を考慮してどんな音にするか、当日もイロイロと試行錯誤されていたそうです!
全国ツアーの旅は、ドラムの音作りの旅でもあるのですね!
生楽器のドラムならでは、オモシロさと豊夢さんのドラムの音作りへの強い思いが伝わるオモシロイ話です!
玉田豊夢さん
終演後のお忙しい中、貴重なお時間とお話をいただけた上に、
楽器まで触らせていただきまして
本当にありがとうございます。
これからも応援させていただきますので、今後ともよろしくお願い致します!
(価格はブログ投稿時のモノとなります。、後日、価格改定などにより変更される可能性がございますのでご了承ください。)
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