2019/09/25

人気ドラマー パーカッショニストのASA-CHANGさんと、小出シンバルさんを訪問させて頂きました!

古くからの小出シンバル アーティストで、いつもお世話になっている人気ドラマー/パーカッショニストのASA-CHANGさんが、大阪にある小出の工場を訪れるとの事でご一緒させて頂きました。



世界的アーティストと職人のアツいシンバルディスカッション!
これは勉強になりました!





今回は10年以上愛用する小出のシンバルを、今の理想の音に近づけたいというカスタムの相談で小出工場を訪れたASA-CHANGさん。



まずは現場で使いやすい減衰時のピッチ変化、カップ部と全体のトーンの混ざり具合などのイメージを伝える所からスタート!



明確なヴィジョンとディレクションの正確さは流石!


そこから全体的に鳴りを落ち着け響きの固さを取るために、カップを含めたボウの中心部を裏側から削って行く事でカスタム加工はスタート。



ココで小出の未来を担う若きシンバル職人の凄腕が炸裂。



厚さ、重さを細かくチェックしながら音の変化を細かく検証し、狙いのトーンに仕上げる技術は凄いです!

   

最後はASA-CHANGさんのリクエストにより、従来の小出シンバルに無い極限の薄さ設定に挑戦する事で、理想のトーンが遂に実現!



豊富な経験に裏付けられた超一流アーティストの感性と、それを形として仕上げる職人技によるコラボレーションで新しい楽器が生まれる瞬間を目の当たりにし、感動致しました!
ASA-CHANGさん、小出シンバルさん、長時間に渡りお付き合い頂きありがとうございます!


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(価格はブログ投稿時のモノとなります。、後日、価格改定などにより変更される可能性がございますのでご了承ください。)


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Gretsch社創業135周年を記念して、製作された限定スネアドラム[USA カスタムシリーズ - 135th アニバーサリー スネアドラム(G 4 1 6 0 - A 1 3 5)]が入荷しました!
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2019/01/17

神保彰さんによるYAMAHA ドラムの中国工場訪問動画が公開されました!

神保彰さんによるYAMAHA ドラムの中国工場訪問動画が公開されました!



広大な工場の風景だけでなく、職人さんによるドラム作りの現場の様子まで見る事ができる、貴重な映像ですね!
神保さんのアツいドラムソロも見れますので、ぜひチェックして下さい!



ちなみに、どらむ村には神保さんが動画で ご使用になられているYAMAHAの[レコーディングカスタム]のリアルウッドカラーの20"バスドラム仕様ドラムセットが入荷しています!



力強く締りのある伝統のサウンドは、もはや説明不要!
もちろん即納可能ですので店頭でご覧ください!


詳しくはコチラでチェックです!




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2016/10/05

ZildjianシンバルとVic-Firthスティック ファクトリーレポートを公開しました!


アメリカのZildjianシンバル工場とVic-Firthスティック工場に研修に行っていたどらむ村の店長が、無事に帰国しました。

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長旅、お疲れ様でした!

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今回の旅の記録と工場のレポートがHPに公開されていますので、ぜひチェックしてください!

https://peraichi.com/landing_pages/view/zilvictanase



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ちなみにZildjian工場では、みなさんお待ちかねのシンバル選定を行うチャンスがありました!

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膨大なストックから開発責任者であるポールフランシス推薦のシンバルをGET!!
写真のケロップ系らしきプロトタイプモデルも、なかなか渋い感じのルックスで凄く良さそうですね!
どれも貴重且つ最高の逸品です!
詳細は以下のリンクにて後日発表しますので、入荷お楽しみに!

http://shop.drums.co.jp/shopbrand/ct961/
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10月23日 (日) [新井田孝則ドラムセミナー]開催!
http://actdrum.blog.fc2.com/blog-entry-216.html
11月12日 (土) 「松下マサナオ スティッキング ワークショップ VOL.2」開催!
http://actdrum.blog.fc2.com/blog-entry-234.html
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2016/05/07

どらむ村スタッフによるトルコのイスタンブール、ボスフォラスのシンバル工場ツアーのレポート絶賛公開中です!

どらむ村スタッフによるトルコのイスタンブール、ボスフォラスのシンバル工場ツアーのレポート絶賛公開中です!


伝統的なシンバル作りの魅力を紹介する、充実した内容になっています。
ぜひチェックして下さい!


https://peraichi.com/landing_pages/view/ist2015act

レポートには日頃見る事が出来ない、シンバル工場の動画も公開されています!
今日はその一部をご紹介!



まず最初は手作業で行われるBOSPHORUSでのB20合金の冷却作業。

熟練の技が要求される危険な工程です。
最後に水を張った石のフライパンの中から、
冷却され固まった真っ赤なキャストが取り出されます。




こちらはイスタンブール メメットの工房の風景。
熟練の職人がハンマリングを行い、すぐ横ではレイジングが行われていますね。


ハンド ハンマリングでシェイプを作っていくトルコ系シンバルならではのこの工法が、高い柔軟性と深い響きを作ります。




こちらはどらむ村スタッフがイスタンブールを創設した伝説の職人アゴップ トムルジュクのご子息で、現イスタンブール アゴップ現最高責任アーマン氏にハンマリングを伝授して頂いている動画です。

この後「君はハンマリング職人に向いているね」と言われ嬉しかったです。





こちらはボスフォラス社長自らが紹介してくれた超極薄のフラットライド。
なんとグニャッと曲げて裏返して使えるリバーシブル仕様になっているという、凄まじい一枚。
極薄で柔軟性のあるシンバル作りに絶対の自信を持つボスフォラスならではの発想です!






ちなみにこの動画で選定している3枚のライドは全てアゴップ シグネチャーの21"ライドなのですが、同じ名前のシンバルでも個体差で全く音が違うのが解りますか?



シンバルの試奏というのは、好きな音がするシンバルの名前を探す事では無く、個体差を確認すると言っても過言ではない大事な作業なのです。

一方で、こんなに違うと迷ってしまいそうですが、自分との相性が良い極上の一枚に出会った時には一打で惚れ込んでしまい、一瞬で感覚的に解ります。
コレは面白いところ!ぜひ体感して頂きたいです。

また、迷った時は優秀なスタッフさんに相談するのも大事です。
長年シンバルを触り続けてきた僕も、トルコ人スタッフさんとディスカッションする事で、自分の中で説明できなかった音の違いを明確にして、理想のサウンドを沢山見つけることができました。

どらむ村も皆さんが最高の相棒に出会えるよう、全力でサポート致します。
ぜひ、試奏お待ちしております!


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2016/05/04

日本製の匠の技が光る!TAMAのスタードラムを作る暁工場のシェル作りを紹介します!

TAMAのスタードラム ブビンガスネア[TBS1455DC]が入荷しました!



先日、入荷したドラムセットと同じカラーの極上の逸品で、高級感のある美しい響きです!
音程感のシッカリしたクリアな鳴りと、繊細なタッチでも綺麗に音がついてくる高い表現力を兼ね備えています!




本日はそんな素晴らしいサウンドを生み出す、日本製ならではの極上シェルの秘密をご紹介します。


まず、硬質な材であるブビンガの合板はそのままの状態では硬すぎすて、整形できないので、「お風呂」と呼ばれる、80℃位の熱湯に浸ける事により、曲げ加工をしやすい状態を作ります。



さらに、約100°C の熱ローラーに通し曲がりやすくした後、口径ごとの型に入れて曲がり癖をつけられてゆきます。
下準備だけでも大変な作業ですね!



ここからが極めて高い真円度を実現するため TAMAが拘り続ける「打ち込み方式」のシェル成型法の真骨頂!

口径毎に用意された専用の成型器に、接着剤が塗られた合板を外板、中板、内板と順番にはめ込む「胴打ち」と呼ばれる作業が行われます!





この「胴打ち」と呼ばれる作業は、材質や天候によって最適な打ち込み方が変わってくる上に、スピードが要求される大変難しい作業。
打ち込んだ際の音や手に伝わる反動の具合で 木の状態を把握し 的確に打ち込む まさに匠の技です

材料が成型器の外釜に打ち込まれ、安定したらシェルの内側に内釜が入れられます。



内釜はハンドルを回す事で、円周方向に大きくなり、シェルに内側から圧力をかけるのです。 



こうして圧力を掛けながら加熱する事でシェルを作り上げて行くのですね。

この「打ち込み方式」は1つの釜に入れてシェルを成型するだけで30分も時間を要する上に、高い技術が要求されます。 
しかし、他の成型法と違い外釜が変形する事が無いので、極めて高い真円度を実現できるのです。


徹底したコダワリが素晴らしい!

スタードラムをはじめ日本製のならではの極上のドラムを実現する、TAMAのドラム作りはどらむ村スタッフの[TAMA本社工場ファクトリーレポート]でチェックして下さい。



かなり読み応えあります!

http://www.drums.co.jp/info/2013/tama_factory/index.htm


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